研究課題
若手研究
高齢者のサルコペニア・フレイルの予防のためには、食事の「量」(エネルギー、たんぱく質)と「質」(食品摂取の多様性)の両方を維持・向上させる戦略が求められるが、両者を包括的に、かつ簡便に評価することができ、公衆衛生の現場に実装可能な評価モデルは存在しない。本研究の目的は、地域在住高齢者の食事の「量と質の包括的評価モデル」を構築することである。地域在住高齢者への健診調査を実施し、横断及び縦断的に解析する。食事の「量」として、エネルギー摂取量を体重変化、たんぱく質摂取量を尿中バイオマーカーで評価、食事の「質」を食品摂取多様性スコアで評価する。そして、これらの包括的な評価モデルを構築する。