研究課題
若手研究
超高齢社会を迎えた日本にとって、筋力低下メカニズムを明らかにし、その治療戦略を創出することは喫緊の課題である。これまでにも筋力低下に至る分子機構は報告されてきたが、治療戦略につながる知見は不足している。近年、筋組織中の間質結合組織の変化が筋力低下に寄与する可能性が指摘された。本研究では、コラーゲン特異的分子シャペロンHsp47を介したコラーゲンの品質管理機構に着目し、Hsp47の発現低下が筋力低下に至るまでの分子機構を明らかにする。