研究課題
若手研究
四色問題を拡張したHadwiger予想, Hajos予想, Tutteのフロー予想といった彩色問題は, グラフの染色数という大域的パラメータがグラフの部分構造に与える直接的な影響を問う重要な未解決問題である. これらの彩色予想の深い理解・解決を目指し, Thomassen-Seymour-Shiloach(1980)の2-点素パス定理の拡張を軸としたアルゴリズム的なグラフ構造定理を構築することに挑む.