言語モデルによる汎用的な離散選択モデリング手法の開発と応用

• 研究課題/領域番号: 24K20850
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分61030:知能情報学関連
• 研究機関: 国立研究開発法人産業技術総合研究所
• 研究代表者: 西田 遼 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 産総研特別研究員 (60992386)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
• キーワード: 離散選択モデル / 大規模言語モデル / マルチエージェントシミュレーション

研究開始時の研究の概要

本研究では，汎用的な離散選択モデルを構築する手法を開発し、その応用として、マルチエージェントシミュレーションにおけるエージェントの行動モデルとしての応用可能性を明らかにすることを目的とする。目的の達成のために言語モデルを利用する。選択肢および選択に関わる変数を文章として表現し、言語モデルに入力することで多様な選択肢に対応可能な汎用的な離散選択モデルを構築することを試みる。また，言語モデルによる汎用離散選択モデルをエージェントモデルとして、交通シミュレータに実装し、都市における交通現象の再現や理解を試みる。