研究課題
若手研究
現在の人工知能技術の主流となっている深層学習等において、その学習や学習後の推論に過剰な消費電力を必要とすることが問題とされている。ヒトの脳は現在の人工知能に比べてはるかに小さい消費エネルギーで動作することが知られている。そこで本研究では、電子回路実装に適したボトムアップアプローチによる神経回路モデルの設計に取り組み、人工知能の省電力化について検討する。また、脳の統一理論として知られている自由エネルギー原理の枠組みで説明が可能な学習則について検討する。