SNS上の誤情報はユーザーの協力で修正されるか？ ―コミュニティノートの実態解明―

• 研究課題/領域番号: 24K20899
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分62020:ウェブ情報学およびサービス情報学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 中条 雅貴 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (60991528)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2024年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
• キーワード: コミュニティノート / 誤情報 / Twitter

研究開始時の研究の概要

旧Twitter(現X)では、不確かな情報を含む投稿に対して、他のユーザーの協力によって背景情報を補完することで誤解を防ぐ「コミュニティノート」が実施されている。誤情報の訂正に一定の効果があることが検証されているものの、協力するユーザーの影響を大きく受けてしまうなど問題点もある。そこで本研究では、コミュニティノートに協力するユーザーの性質とその影響についてデータから分析することで、不確かな情報の補完が健全に行われているのかどうかを明らかにする。