研究課題
若手研究
本研究は、華道や香道などの伝統芸道を対象にした共創的な体験を、時や場所の制約なしに、かつ低コストで実現するための伝統芸道に特化した共創的デジタル体験の場の創出を目指す。我々はこれまでに、華道未経験者へのいけばなの配置・配色シミュレーションやデジタルいけばな練習システムの開発を通じて、伝統芸道におけるデジタル技術の活用手法を研究してきた。これらを発展させ、(1)伝統芸道における共創的な体験に関する人文学的視点からの調査・研究、(2)伝統芸道に特化したデータベース及びモデルの構築、(3)デジタル技術を用いた共創的デジタル体験システムの創出、について取り組む。