研究課題
若手研究
アラスカ地域に分布する氷河の変動量を正確に把握することは、海水準上昇を推定する上で重要である。しかし、アラスカは表面が岩屑に覆われたデブリ氷河が世界でも特に多く分布している地域であり、このデブリ氷河の縮退過程には未だに未解明のプロセスが多く残る。本課題ではアラスカ全域を対象として、衛星リモートセンシングよる氷河変動量と氷河上地形の大規模広域解析を実施することにより、アラスカにおけるデブリ氷河の変動メカニズムを解明することを目的とした研究である。