研究課題/領域番号 |
24K20935
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分63020:放射線影響関連
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研究機関 | 一般財団法人電力中央研究所 |
研究代表者 |
内之宮 光紀 一般財団法人電力中央研究所, サステナブルシステム研究本部, 主任研究員 (40784426)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 細胞競合 / 数理モデル / 低線量率 / ゲーム理論 |
研究開始時の研究の概要 |
放射線被ばくによる主たる生物影響として被ばく線量に応じた発がんリスクの増加が挙げられるが、低線量率被ばくにおいては、高線量率被ばくほど発がんリスクが上昇しないという線量率効果が知られている。低線量率被ばくでは、放射線に当たった細胞と当たっていない細胞が混在し、それらの間の細胞競合によって放射線に当たった細胞が排除されて組織の健全性が保たれるという仮説が提唱されている。生体内で生じる細胞競合を直接観測することは困難である。本研究では、生物実験データと数理モデルを組み合わせることで、細胞競合に関わる適応度などを定量化し、発がんリスクに対して細胞競合によって線量率効果が見られる条件を探る。
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