研究課題
若手研究
地図の整備されていない浅海底では、地形や植生の空間的分布を把握することが容易ではなかった。多数の画像から3次元形状を復元することが可能なフォトグラメトリを用いることで、海底の地図や植生図を作成することが可能となる。本研究では、主に九州北部沿岸における磯焼けを免れた転石藻場とその周辺の磯焼け域を対象に海底植生図を作成し、周囲の地形や環境の配置、藻場を利用する生物各種の空間的な分布パターンを明らかにすることで、藻場の残存しやすい立地条件や沿岸生態系の保全上重要な立地条件を抽出する。これらにより、浅海底における景観生態学的アプローチを切り拓くモデルケースとする。