冷戦期アジアの「中国系難民」問題： 国際関係史からのアプローチ

• 研究課題/領域番号: 24K20996
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分80010:地域研究関連
• 研究機関: 香川大学
• 研究代表者: 鶴園 裕基 香川大学, 法学部, 准教授 (10804180)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 難民 / 国共内戦 / 華僑 / 人の移動管理 / マルチアーカイブ

研究開始時の研究の概要

補助事業期間中において、次に挙げる三つの課題に取り組む。第一は、アメリカの冷戦戦略の観点から見た「中国系難民問題」の解明、第二は、中華民国の対外政策における「中国系難民問題」の位置付けの解明、第三は、「中国系難民問題」を仲介し、討議する国際的なアリーナとしての国連の役割の解明である。これらを分析することを通じて、冷戦期における「中国系難民」をめぐる国際政治構造を明らかにする。