研究課題/領域番号 |
24K21004
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
黒田 彩加 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (90816183)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | イスラーム政治哲学 / イスラーム政治 / 現代イスラーム思想 / イスラーム思想史 / アラブの春 |
研究開始時の研究の概要 |
2011年に始まったアラブ諸国における民主化運動によって、宗教と政治の連携がアラブ・イスラーム世界の各地で見られるようになった。しかし、その後多くの国では民主化が後退し、イスラーム主義も停滞が指摘されている。そのような状況下で、イスラーム思想の観点からみた自由・善・公正などの概念に基づいて、国家の役割を問い直す新たなイスラーム政治哲学の潮流が生まれつつある。本研究は、この新しいイスラーム政治哲学の内実や提言を分析し、近現代アラブ・イスラーム思想史の文脈に適切に位置づける。2010~20年代のアラブ世界における宗教・政治・思想の動態的な関係の解明につなげ、その見取り図と展望を示すことをめざす。
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