事前期待と満足に着目したZ世代旅行者の観光心理過程の解明

• 研究課題/領域番号: 24K21016
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分80020:観光学関連
• 研究機関: 埼玉大学
• 研究代表者: 木暮 美菜 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 講師 (80981828)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 旅行者行動 / 事前期待 / 満足 / クチコミ / ソーシャルメディア

研究開始時の研究の概要

近年、Z世代の消費行動・観光行動に関する議論が活発に行われており、Z世代はソーシャルメディアのクチコミによって観光行動を決定し、「エモい」(情緒や哀愁を感じて感情が強く揺さぶられる)感情を重視する特性があることが指摘されている。一方で、ソーシャルメディアのクチコミの影響に着目してZ世代の観光行動の特性を実証的に示した学術的知見は散見されず、「エモい」クチコミが影響する、Z世代旅行者の観光行動意思決定過程や事前期待の形成過程など心理メカニズムが明らかにされていない。そこで本研究課題は、日本のZ世代旅行者がソーシャルメディアのクチコミをもとに観光行動を意思決定する心理過程を明らかにする。