研究課題
若手研究
日本の文化産業戦略において、日本人の感性や伝統に支えられた文化や儀式、風習を日本の魅力として認識し、効果的に情報伝達することが重要である。しかし伝統文化は、担い手の減少や核家族化による世代間の交流機会の減少などにより、その魅力が十分に継承されていない。本研究では、書道、日本画を体験するための筆を使ったインタラクティブシステムの研究に取り組む。システムでは利用者が制作した字や絵を変化させるために、墨はプロジェクターの投影映像で表現し、インタラクションを通じてより日本文化の特徴が伝わるメディアのデザイン手法を明らかにする。