LC-MS/MSを用いたバイオマーカー定量に影響を及ぼす生体試料中夾雑物の検討

• 研究課題/領域番号: 24K21133
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分90130:医用システム関連
• 研究機関: 東邦大学
• 研究代表者: 岡 真悠子 東邦大学, 医学部, 助教 (20804199)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: LC-MS/MS / バイオマーカー / マトリックス効果 / バリデーション

研究開始時の研究の概要

LC-MS/MSは、バイオマーカー探索において用いられる高感度の分析装置であるが、生体試料マトリックス中に含まれる夾雑物の影響を受けやすく、この夾雑物を分離しなければ安定した測定結果は得られない。先行研究では、夾雑物の排除はマトリックス効果の個体間差が基準値以内かという観点から評価されることがほとんどで、具体的な夾雑物についての議論は少ない。本研究では、ヒト生体試料に含まれる夾雑物を同定し、これらがターゲット化合物のイオン化を阻害する機構を明らかにすることを目的とする。