研究課題
若手研究
手術用ロボットやエネルギーデバイスの技術革新により手術医療は大きな変革を遂げたが、これら手術機器に起因する有害事象が課題となっている。手術機器開発における電気的安全性や作動性能を含めた非臨床性能評価手法は確立しているものの、ロボット用鉗子の組織把持圧や温度変化、インピーダンス(電気抵抗)の違いによる組織効果差など臨床的視点に基づく性能評価手法や評価データの不足が、有害事象の一因と考えられる。本研究によって、外科医の視点を反映した手術機器の性能評価手法の確立および標準化を目指す。