研究課題/領域番号 |
24K21169
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分1:思想、芸術およびその関連分野
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
菅原 裕文 金沢大学, 人文学系, 准教授 (40537875)
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研究分担者 |
村田 光司 筑波大学, 図書館情報メディア系, 助教 (20793558)
益田 朋幸 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70257236)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円)
2026年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2025年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2024年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
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キーワード | 西洋中世美術史 / ビザンティン美術史 / ヴァーチャル・リアリティ / ゲームエンジン / 参与観察 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究が開拓するのは、ゲームエンジン導入によりヴァーチャル・リアリティー(VR)で再現したビザンティン時代の典礼において、研究者自らが追体験する「失われた過去の視覚経験」を、一次資料として聖堂装飾研究に活用するデジタル時代の美術史である。人文学の3Dモデルは「記録する/見せる」ことを主眼に制作されてきた。ゲームエンジンにより3Dモデルの動的・双方向的な可能性を最大限に引き出し、VR体験を参与観察と再定義して一次資料化する。本研究の方法はモノ・時空・体験を扱う人文学の全領域で応用可能であり、デジタル技術が黎明期を脱した今、VRだからこそ可能になる新しい人文学地平を拓く。
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