研究課題/領域番号 |
24K21176
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
埴淵 知哉 京都大学, 文学研究科, 准教授 (40460589)
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研究分担者 |
井上 宗則 秋田公立美術大学, 美術学部, 准教授 (00715906)
北 雄介 長岡造形大学, 造形学部, 准教授 (40723482)
吉野 伸哉 公益財団法人医療科学研究所, 自主研究委員会, 研究員 (70961655)
岡本 耕平 愛知大学, 文学部, 教授 (90201988)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
25,740千円 (直接経費: 19,800千円、間接経費: 5,940千円)
2027年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2026年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2025年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2024年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 歩行 / 都市 / デジタル化 / 空間認知 / 地図 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、「都市を歩くこと」の現代的意義を実証的に解明することである。今日、人々は車社会化とデジタル化による歩行の減少を経験しており、特にスマートフォンとGPSの普及は方向や場所を意識しない歩行をもたらした。このような歩行の量的・質的減少は、身体性を介した空間認知能力の獲得や、人と場所の情緒的つながり(場所感覚)の創出、ひいてはコミュニティや都市のあり方にまで波及しうる大きな問題である。しかしこれまでの研究はこの問題に対して、個別的かつ限定的な理解にとどまる。本研究は地理学・建築学・心理学の学際的実証研究により、この都市歩行をめぐる複雑な要因と帰結を明らかにすることを目的とする。
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