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問い生成先行型の複数テキスト読解が生む推論の探求 ―考える市民を育てるために―

研究課題

研究課題/領域番号 24K21189
研究種目

挑戦的研究(開拓)

配分区分基金
審査区分 中区分9:教育学およびその関連分野
研究機関大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所

研究代表者

松下 達彦  大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 教授 (00255259)

研究分担者 赤塚 祐哉  相模女子大学, 学芸学部, 講師 (30760748)
木下 直子  早稲田大学, 日本語教育研究センター, 准教授 (40364715)
須田 永遠  国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 特任研究員 (40933411)
田川 麻央  明海大学, 外国語学部, 講師 (50735363)
Sheppard Chris  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60350386)
篠崎 祐介  東京学芸大学, 教育学部, 講師 (60759992)
武富 有香  国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 特任研究員 (60941101)
奥泉 香  東京学芸大学, 教育学部, 特任教授(Ⅰ種) (70409829)
奥野 由紀子  東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (80361880)
小林 敬一  静岡大学, 教育学部, 教授 (90313923)
佐藤 壮広  山梨学院大学, 共通教育センター, 特任准教授 (90385964)
研究期間 (年度) 2024-06-28 – 2030-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
25,480千円 (直接経費: 19,600千円、間接経費: 5,880千円)
2029年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2028年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2027年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
キーワード問い生成 / 複数テキストの統合 / 国語教育 / 英語教育 / 日本語教育 / 批判的思考 / 創造的思考 / 推論
研究開始時の研究の概要

国語、英語、日本語等の言語教育の現場における「問い生成先行型読解」「複数テキストの認知的統合」の新しい学習モデルを提案し、サンプル教材や指導案を作成するため、実験や授業実践を行う。そのため以下の研究課題を探究する。1)「問い生成」を言語教育でどう教えるか。2)「複数テキスト利用」はテキストの組合せ方によってどのような異なる推論を生み出すか。3)「批判的思考」「創造的思考」の発達を言語教育で促したい場合、「問い生成」「複数テキストの認知的統合」をどう活かせるか。4)高等学校の「現代の国語」「論理国語」では「問い生成」「複数テキスト利用」と思考の発達の関係をどう扱っているか。それをどう評価するか。

研究実績の概要

本年度は、次年度以降のデータ収集の準備を行った。
一つは学習者の生成した問いの分類に関する検討で、もう一つは複数テキストの統合に関する実験の材料となる文章の作成である。
問い生成の分類に関しては、先行研究をまとめてレビュー論文を投稿した。複数テキストの統合に関する実験については、実験計画の素案を作成し、実験材料文の作成のワーキンググループを組織し、次年度に向けて引き続き作成作業を行っている。
そのほか、内部の研究会を数回、公開研究会を二度開催した。公開研究会の1回目は三宮真智子氏(大阪大学名誉教授)を講師として招き、創造的思考と批判的思考の関係について検討した。2回目は学習者の生成する問いについて、小山義徳氏(千葉大学)を招いて、科研メンバーも発表を行い、問いの分類について検討した。それぞれ100名以上の参加者があった。また、小山氏には次年度より科研の分担者となっていただくことになった。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

問い生成の分類が簡単ではないことや、複数テキストの組み合わせの実験方法の検討や条件を統制した文章の作成が想定以上に容易でないことが挙げられる。また、関連の先行研究が非常に多いため、想定以上にそれらを理解することに時間がかかっている。

今後の研究の推進方策

予定通りの順序で進めていく。問い分類に関しては、実際のデータを分類してみて、分類法を決める。また、複数テキストの統合に関する実験の準備である文章の作成を進め、ワーキンググループの案ができたところで、全員で検討し、実験の計画を進める。
これらの並行して、「論理国語」など、高等学校の国語科教育の研究も進めていく。まずはすでに口頭発表を済ませた分につき、論文にしていく。

報告書

(2件)
  • 2024 審査結果の所見   実施状況報告書
  • 研究成果

    (14件)

すべて 2025 2024

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 企業分析を目的とした複数テキストからの学習-上級日本語学習者を対象に-2025

    • 著者名/発表者名
      田川 麻央
    • 雑誌名

      応用言語学研究

      巻: 27 ページ: 15-26

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] CLIL授業における対話の深まり―トランス・ランゲージングを手がかりに―2025

    • 著者名/発表者名
      奥野 由紀子・元田 静
    • 雑誌名

      人文学報

      巻: 521-7 ページ: 22-41

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 観察と記述の力を育むフィールド教育の実践:大学キャンパスの価値発見ワークを事例として2025

    • 著者名/発表者名
      佐藤 壮広
    • 雑誌名

      山梨学院大学共通教育センター紀要『標』

      巻: 3 ページ: 47-57

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 「教科における探究的な授業」のつくり方2025

    • 著者名/発表者名
      小山 義徳
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要

      巻: 73 ページ: 425-432

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 「情報生態系」を視野に入れて育成が求められる批判的思考力2024

    • 著者名/発表者名
      奥泉 香
    • 雑誌名

      月刊「国語教育研究」

      巻: 625 ページ: 28-31

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] Fostering Critical Thinking in EFL Context2025

    • 著者名/発表者名
      Yuya AKATSUKA
    • 学会等名
      日本英語教育学会第54回大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] Promoting Critical Thinking in EFL through Question-Driven Instruction2025

    • 著者名/発表者名
      Yuya AKATSUKA
    • 学会等名
      電子情報通信学会「思考と言語研究会」
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] 問い分類タスクを含めた日本語授業の実践2025

    • 著者名/発表者名
      松下 達彦,行田 悦子,柿山 礼美
    • 学会等名
      科研費研究「問い生成先行型の複数テキスト読解が生む推論の探求―考える市民を育てるために―」第2回公開研究会「学習者の問いをどう分類するか」
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] 日本語教育と平和-ことばを通して次世代を育くむための内容言語統合型学習(CLIL)-2024

    • 著者名/発表者名
      奥野 由紀子
    • 学会等名
      第26回英国日本語教育学会BATJ年次大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] 「問う力」に必要な学習言語2024

    • 著者名/発表者名
      小山 義徳
    • 学会等名
      日本リメディアル教育学会 第19回全国大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] 探究的な国語の授業を創り実践した大学院生の意識の変化2024

    • 著者名/発表者名
      小山 義徳・安部朋世
    • 学会等名
      日本教育心理学会第 66 回総会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] 探究学習の指導教員は指導上の課題にどのように対応しているのか2024

    • 著者名/発表者名
      小山 義徳
    • 学会等名
      日本質的心理学会 第21回大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [図書] 大学生のための言語技術ーレポート作成から体験の言語化まで2024

    • 著者名/発表者名
      佐藤壮広・近藤裕子・竹内はるか・佐野正子
    • 総ページ数
      85
    • 出版者
      学術図書出版社
    • ISBN
      9784780612677
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [図書] 大学コンソーシアムやまなし(編)『未来の学び 小学生・中学生のための生涯学習講座』2024

    • 著者名/発表者名
      佐藤壮広
    • 総ページ数
      163
    • 出版者
      学術研究出版
    • ISBN
      9784911008959
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書

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公開日: 2024-07-03   更新日: 2025-12-26  

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