宇宙線中の太陽の影を利用した宇宙天気予測への挑戦

• 研究課題/領域番号: 24K21200
• 研究種目: 挑戦的研究(開拓)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 川田 和正 東京大学, 宇宙線研究所, 助教 (10401291)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 25,480千円 (直接経費: 19,600千円、間接経費: 5,880千円); 2028年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 宇宙天気 / 宇宙線 / 太陽 / コロナ質量放出

研究開始時の研究の概要

太陽から地球方向に放出されたコロナ質量放出(CME)は地球圏に住む我々の活動に影響を及ぼしている。本研究では、太陽と地球の間を2から5日間かけて移動するCMEの中を亜光速で通過する宇宙線を利用し、CME現象の事前予測に挑戦する。高山に設置する宇宙線観測装置により宇宙線が作る「太陽の影」(太陽による宇宙線のしゃへい)をモニターし、CME現象の事前予測について実験とシミュレーションの両面から検証する。