研究課題
挑戦的研究(開拓)
暗黒物質直接探索は、液体キセノンを用いた実験が感度を飛躍的に向上させている。一方、暗黒物質の性質によってはキセノンよりもフッ素が有利に働く場合がある。こうした場合には、フッ素を含んだ検出器による探索が重要であるが、現在こうした検出器の開発は世界的に行われていない。我々は液化CF4ガスが発光することを観測、放射線検出器として使用可能であるという知見を得た。本研究では大型化に必要となる技術を確立する。