研究課題
挑戦的研究(開拓)
生体膜は「複雑系」である。研究代表者らは、Genomics、Proteomics、Lipidomicsに加えて、【Membranomics】の重要性を提唱して、脂質膜分子からBuild-Upされ、かつ、生体膜からBreak-Downされた集合体である「生体膜モデル」の「物理化学的特性」と「膜場における生体分子・生体高分子の振る舞い」を関連付ける基礎データベースを蓄積してきた。本研究はマイクロ流路デバイスを活用して、リン脂質分子の種類と濃度が異なる多種多様なベシクル膜を連続フローで調製し膜在性蛍光プローブの時間分解スペクトル解析により膜物性解析する手法を確立する事を目的とする。