研究課題
挑戦的研究(開拓)
六ケ所再処理工場で採用されているPUREX法に基づく使用済み核燃料再処理プロセスには、Pu単離リスク回避のために必須だがプロセス的には冗長と言わざるを得ない「U/Pu分離→再混合」工程が組み込まれている。本研究ではこの工程を、我々が独自に開発を進めてきた「核燃料物質選択的沈殿法(NUMAP法)」で置き換えた【PUREX-NUMAPハイブリッド型次世代再処理プロセス】の基本原理実証を目的とし、「(1) U回収挙動の把握および解明」、「(2) 模擬Pu回収挙動の把握および解明」、「(3) Pu富化度調整に関する検討」を実施する。