培養ストラテジーの再考による土壌圏最大難培養微生物群の開拓

• 研究課題/領域番号: 24K21255
• 研究種目: 挑戦的研究(開拓)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分38:農芸化学およびその関連分野
• 研究機関: 国立研究開発法人産業技術総合研究所
• 研究代表者: 伊藤 英臣 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (70748425)
• 研究分担者: 美世 一守 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 学振特別研究員 (60930451)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円); 2027年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2026年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円); 2025年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円); 2024年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
• キーワード: 土壌微生物 / 難培養微生物 / 単離培養 / ゲノム解析 / メタゲノム解析

研究開始時の研究の概要

環境核酸ベースの解析から土壌環境において特異的に優占度が高いことが知られ、近年では次世代抗生物質の宝庫とも考えられているにも関わらず、めったに単離培養できない難培養な土壌最優占微生物群の単離培養に挑む。近年考案した土壌そのものを集積培地として用いる手法を基軸とした新しい単離培養戦略を展開して、難培養な土壌最優占微生物群を集中的に単離培養して生理生態を解明し、土壌生態系の機能性微生物叢の知見刷新を狙うとともに、二次代謝産物生合成遺伝子を探索する。これにより、土壌の最優占微生物群の生態的・産業的重要性を大幅に開拓する。