naive 型胎盤幹細胞（TS細胞）の開発とその応用研究

• 研究課題/領域番号: 24K21266
• 研究種目: 挑戦的研究(開拓)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分42:獣医学、畜産学およびその関連分野
• 研究機関: 国立研究開発法人理化学研究所
• 研究代表者: 小倉 淳郎 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソース研究センター, 室長 (20194524)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円); 2027年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円); 2026年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円); 2025年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円); 2024年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
• キーワード: マウス / 胎盤 / trophoblast stem cell

研究開始時の研究の概要

本研究では、胎盤側細胞の幹細胞であるTS細胞を胎児側のcounter part であるnaive ES細胞と同様の高品質化・均質化を目指す。これまでのTS細胞の樹立法を根本的に見直し、化合物ライブラリーおよび高分子ポリマーを用いた網羅的な選抜を行い、単一細胞RNA-seq などの厳密な評価法を駆使することにより、最も未分化なnaive型ES細胞と同等の高品質なnaive型TS細胞を樹立し、さらにそれを用いた人工胚盤胞作出および胚性致死モデルのレスキュー実験系など最新の応用研究を実施する。これにより、基礎発生生物学および将来の生殖医療への貢献を目指す。