集団としての皮質シナプス機能を理解、操作するためのアプローチ構築

• 研究課題/領域番号: 24K21279
• 研究種目: 挑戦的研究(開拓)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分46:神経科学およびその関連分野
• 研究機関: 同志社大学
• 研究代表者: 坂場 武史 同志社大学, 脳科学研究科, 教授 (80609511)
• 研究分担者: 坂本 寛和 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (10837397) ; 正水 芳人 同志社大学, 脳科学研究科, 教授 (90608530)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 25,870千円 (直接経費: 19,900千円、間接経費: 5,970千円); 2027年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2026年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2025年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2024年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
• キーワード: シナプス

研究開始時の研究の概要

神経細胞どうしは、シナプスにより相互作用して神経回路を構成している。シナプス伝達、可塑性の研究は実験的にメカニズム理解が容易な単一レベルでの研究がこれまで中心であったため、シナプスが集団としての”分布記憶”としてどのように機能しているかはよくわかっていない。本研究は、この問題、つまり行動と連関したシナプス集団の最小モジュールとは何かを解明するための方法論を確立することを目標とする。この目標のために、電気生理学、超解像顕微鏡、２光子顕微鏡、光遺伝学などの諸技術を統合して解明を目指す。