ヒト多能性幹細胞からの精巣体細胞の分化誘導

• 研究課題/領域番号: 24K21284
• 研究種目: 挑戦的研究(開拓)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分48:生体の構造と機能およびその関連分野
• 研究機関: 横浜市立大学
• 研究代表者: 佐藤 卓也 横浜市立大学, 医学部, 講師 (70599505)
• 研究分担者: 古目谷 暢 横浜市立大学, 医学部, 助教 (60721082)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 25,740千円 (直接経費: 19,800千円、間接経費: 5,940千円); 2027年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2026年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2025年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2024年度: 15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
• キーワード: 精巣 / オルガノイド / iPS細胞 / セルトリ細胞

研究開始時の研究の概要

男性不妊症の病因・病態のほとんどは未解明のままであり、有効な根本的治療法はほぼないと言って良い状況である。男性不妊症の研究が進展しない一因として、ヒト精子形成過程を研究する手段が、ほとんどないことが挙げられる。そこで本研究では、均一かつ安定的なソースであるヒト多能性幹細胞(iPS細胞)から精巣体細胞を分化誘導する培養法の開発を行う。そして誘導した細胞から精巣組織を再構成し、生体由来精巣の代替となる人工的なヒト精巣をつくり出す手法を開発する。これによって、ヒト精子形成を研究するための体外モデルの確立を目指す。