海洋エアロゾル表面の光反応に伴うOHラジカルとエアロゾル前駆体の生成過程の解明

• 研究課題/領域番号: 24K21329
• 研究種目: 挑戦的研究(開拓)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分63:環境解析評価およびその関連分野
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 沼舘 直樹 筑波大学, 数理物質系, 助教 (20850100)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 25,610千円 (直接経費: 19,700千円、間接経費: 5,910千円); 2027年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2026年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2025年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円); 2024年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
• キーワード: 海洋エアロゾル・海洋表面 / 光化学反応 / レーザー誘起蛍光法 / 化学イオン化質量分析法 / 大気化学

研究開始時の研究の概要

エアロゾル表面や海洋表面は地球上における表面積の大部分を占めており、それらの空気－水界面に凝縮して存在する界面活性な有機分子の光化学反応に関する知見は地球温暖化や気候変動を理解する上で極めて重要である。本課題ではレーザー誘起蛍光法と化学イオン化質量分析法を利用して、「空気－水界面における有機物の光化学反応に伴うOHラジカルと有機化合物生成過程」と「界面不均一性が光化学反応に及ぼす影響」を解明する。本研究により得られる成果は複雑な界面化学反応研究（室内実験や理論計算、大気モデル構築）における道しるべとなる。