研究課題
挑戦的研究(開拓)
新型コロナウイルス流行は、診断技術の重要さ、現存技術の不十分さを顕在化した。現在使われている診断技術は、夾雑分子が疾患マーカーと競合するために感度、精度が制限されている。本研究は、生体膜を模倣したパターン化人工生体膜と、厚さが数十ナノメートルのナノ空間を組み合わせて疾患マーカー(疾患に関連する生体分子)を1分子ずつ高感度に計測する技術を開発する。そして、超高感度・高精度で汎用な1分子診断技術を創成する。