研究課題/領域番号 |
24K21346
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分1:思想、芸術およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
太田 紘史 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (80726802)
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研究分担者 |
谷辺 哲史 早稲田大学, 文学学術院, 講師(テニュアトラック) (20964480)
澤井 努 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 准教授 (50769817)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2026年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 意識 / 擬似意識 / 人工システム |
研究開始時の研究の概要 |
近年、人工知能研究や培養生体組織の研究において、高度な行動上の複雑性を示す人工システムが急速に発展している。これらの人工システムは意識を持たないし、また意識を獲得するようになるのは遠い未来だろう。しかしそれより近い未来の段階において、こうした人工システムが意識を持たないまま「意識を持つかのように」振るまう状況が生じうる。そこでは、人工システムに意識が存在すると(一部の)人々が信じ込んでしまうという混乱や、人工システムに対して過剰な配慮がなされるといった混乱が起こりうるだろう。本研究はこうしたシステムを「疑似意識的な人工システム」と総称して概念化しながら、そこで生じうる混乱を予見的に検討する。
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