研究課題/領域番号 |
24K21354
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分1:思想、芸術およびその関連分野
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研究機関 | 高野山大学 |
研究代表者 |
菊谷 竜太 高野山大学, 文学部, 准教授(移行) (50526671)
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研究分担者 |
杉田 征彦 京都大学, 医生物学研究所, 准教授 (00734469)
森井 悠太 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (10769748)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | インド・チベット仏教文化圏 / 人畜共通感染症 / 伝統医学 / ウイルス学 / 生物多様性 |
研究開始時の研究の概要 |
本申請課題はこれまで非科学的なものとして十分に検討されず退けられてきた宗教的・呪術的な護符資料に対して学術的価値を大きく転換させ、あらたなる研究方向性を提供するものである。電子顕微鏡で捉えられたウイルスに色はなく描かれたすがたも再現されたものに過ぎない。重要なのは機能的役割によってイメージ化され、アイコンとして用いられることである。そしてそうした営みは古より伝統医学のなかで行われてきた。本課題は呪術的なものとして従来は積極的に取り上げられることのなかった疫病関係の護符資料について「病原体の比定と可視化」という人類にとっての共通課題となる文理が融合した新しい視座から光を当てる挑戦的研究である。
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