研究課題/領域番号 |
24K21360
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分2:文学、言語学およびその関連分野
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研究機関 | 札幌大学 |
研究代表者 |
荒木 奈美 札幌大学, 地域共創学群, 教授 (20615182)
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研究分担者 |
上机 美穂 東京経済大学, 現代法学部, 教授 (00508707)
佐藤 美希 札幌大学, 地域共創学群, 教授 (50507209)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2026年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 文学と法 / 文学表現 / 学際研究 / 虚構性 / 表現と不法行為法 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、分担者も参加した荒木が開講する授業の中で、小説表現と小説のモデルとされた実在人物の関係などを学んだ学生たちが、「真実」と「虚構」の境界線の危うさに気づかされたことに端を発する。生成AIの普及などによって言葉への信頼が急速に失われつつある現代でも、社会や人との関わりには言葉を頼りにせざるを得ない。その中で文学は虚構だからこそ「本当らしさ、真実味」が求められ、法は事実を前提としているからこそ、その「虚偽性」が争点となることがある。この対極にある文学と法学を繋ぎ、表現される言葉の「真実味」と「虚偽性」が問われる場と向き合い、【言語表現―社会―人】の関係と意味を問い直したい。
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