研究課題/領域番号 |
24K21370
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大山 幹成 東北大学, 学術資源研究公開センター, 助教 (00361064)
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研究分担者 |
海野 聡 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (00568157)
若木 重行 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (50548188)
星野 安治 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 室長 (50644481)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2026年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 年輪年代学 / 木材産地推定 / ストロンチウム安定同位体比 / ヒノキ / 古代 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、新しい年輪変量であるストロンチウム同位体比の導入により、年輪年代学に基づく木製文化財の産地推定の信頼性・精度向上のブレークスルーを目指す。具体的には、古代の畿内をモデル地域とし、史料に見える各地の木材伐採地の現生木と水からSrデータベースを作成する。次に古代のヒノキ製木製遺物のSr 同位体比と年輪変動を組み合わせ、地点単位で産地を推定する。この研究により、各遺物がいつ、どこで伐採され、どのように使われたのか解明することが可能になる。本方法の開発は、従来の年輪産地推定情報の更新と革新をもたらすのみならず、木材流通史や建築史での 新たな知見の創出をもたらす契機となりうる。
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