研究課題/領域番号 |
24K21386
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
古澤 拓郎 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (50422457)
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研究分担者 |
井原 泰雄 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (90376533)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2026年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ランデスクキャピタル / 労働力集約 / 中央集権 / 行動経済学 / 文化進化論 |
研究開始時の研究の概要 |
集約農耕は大量の労働力が必要であることから、階層社会の成立と因果関係があるとされてきたが、同一ルーツからオセアニア全域に拡散したオーストロネシア語族における水田・棚田の分布をみると、両者は一致しない。あらたに集約農耕の成立要因として(1)集団主義的・協調的な社会であること、(2)今コストを払っても将来大きな利益を得ようとすること、の2つがあるかを検証することである。文化心理学(相互協調性)、行動経済学(協調的経済行動、時間割引選好など)の調査を行う。フィールドワークと数理モデルをまたいだ、学際融合的な地域研究である。一般的な文明論を覆し、人類進化に新たな理解を加える、挑戦的な研究である。
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