研究課題
挑戦的研究(萌芽)
熱帯域の雨季や中緯度の夏季には、降水日変化がしばしば見られる。特に熱帯域は、ほぼ毎日のように降水日変化により降水がもたらされているとされる。TRMM-GPM及び高解像度の領域大気モデルなどにより、降水日変化の理解が急速に深まった。しかしながら、夜の豪雨はまだよくわからない。さらに、日本の線状降水帯にもこの夜の豪雨が関わっているのかもしれないが、線状降水帯は複雑な発生要因があり、要因別に解析する必要があると思われる。これらの不明点の多い、昼と夜の豪雨の違いに注目し、雲降水気候学的な理解を深める。