研究課題/領域番号 |
24K21397
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
池谷 和信 国立民族学博物館, その他部局等, 名誉教授 (10211723)
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研究分担者 |
西堀 正英 広島大学, 統合生命科学研究科(生), 教授 (80237718)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 遊牧 / ブタ / 遺伝 / 資源利用 |
研究開始時の研究の概要 |
イノシシに近いとされるベンガルデルタのブタのゲノム解析と民族誌との統合から農耕的家畜といわれてきたブタを対象にした遊牧の形成過程を把握する。そしてブタ遊牧の起源地について再考し、現代社会における遊牧の意義について考察する。 具体的には、ブタ遊牧の行われている地域を現地調査により、その遊牧の形成過程を把握するために主にブタの遺伝資料を収集する。在来ブタの採毛や採血を行うゲノム解析と民族誌の統合という新たな方法をとることで、農耕的家畜といわれるブタにも遊牧が存在すること、ブタ遊牧の起源についての新たな仮説の提示のみならず、熱帯デルタでの持続可能な社会論を大きく変革する意義を持つものである。
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