研究課題
挑戦的研究(萌芽)
人工知能(AI)が国際法に与える影響については、AI兵器が実用化された場合の武力紛争法上の扱いなど、具体的実践場面におけるAIの影響を論じるものが多い。本研究は、それらの議論を踏まえつつ、より理論的かつ俯瞰的に、国際法に関する議論における思考方法や研究手法にAIがどのような影響を与えるかを、高等教育において最もAIの活用が進んでいると考えられる外国語教育手法研究、国内法におけるAIの影響に関する議論および国内法実務におけるリーガルテックの進展、国際法理論における統計的・経験的(empirical)アプローチなどを活用しながら検討する。