自然資本を含めたSEEAの作成とSDGs目標に対する政策評価モデルの開発・分析

• 研究課題/領域番号: 24K21411
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分7:経済学、経営学およびその関連分野
• 研究機関: 横浜国立大学
• 研究代表者: 氏川 恵次 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 教授 (90361873)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円); 2026年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2025年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: 経済統計/SNA / 環境経済勘定（SEEA） / 経済モデリング/CGE / 環境評価 / SDGs

研究開始時の研究の概要

自然資本と公的統計であるSEEAの対応関係、経済モデルにおける自然資本の投入に関する情報が不可欠であるが、この情報を入手することは極めて困難であった。本研究は、政府推計の自然資本、SNA/SEEA、環境拡張SAM、SEEA/CGEモデルを架橋する挑戦的な試みである。本研究成果を通じて、自然資本をSNA/SEEAと統合した、SDGs目標に対応する政策評価の先駆的モデルを提示し得る。SNA/SEEAは国連による国際基準であるため、各国共通の公的統計原則、経年的データの蓄積、環境統計との分類の整合性等の優位性も有している。