研究課題
挑戦的研究(萌芽)
21世紀に入ってからの東アジアにおける「家族と教育」をめぐる政策と実践について、日本、韓国、中国における家族・家庭にかかわる教育・支援に焦点をあて、国際的諸機関、国と行政、NGOなど諸機関の政策資料の検討と家族・家庭にかかわる教育・支援の実践現場での聞き取りを通して明らかにする。3国の資料、データの比較検討を通して、東アジアにおける家族と教育のジェンダー・ポリティクスについて総合的に考察し、政策・実践と学問的認識の乖離を繋ぐ認識を生みだす。学校教育、社会教育、福祉など、人間の生活を支える諸制度を横断し、学問領域を超え、人間と社会に対する新しい認識を拓くことをめざす。