第三者が関わる生殖医療の当事者へのサポート体制改善に向けた包括的研究

• 研究課題/領域番号: 24K21432
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分8:社会学およびその関連分野
• 研究機関: 法政大学
• 研究代表者: 佐伯 英子 法政大学, 人間環境学部, 准教授 (50771705)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: 第三者が関わる生殖 / 生殖補助技術 / リプロダクティブライツ / 家族の多様性

研究開始時の研究の概要

医療技術の発展やグローバル化を背景に、非配偶者間生殖補助技術(精子提供、卵子提供、代理懐胎)を選択する人々は増えている。一方、法の未整備や社会的な理解の欠如により多くの当事者の孤立が続いており、実証的研究も限定的であるため、現状に関するデータ蓄積も限られている。本研究は、これらの医療を選択した人々が直面する困難、必要とするサポートを明らかにし、支援体制の構築に繋げることを目的とする。具体的には、1. 現状とニーズに関する当事者インタビュー(国内)と、2. 既存の支援内容とその効果に関する非営利団体や医療機関等でのインタビュー(国内・国外)を実施する。