伝統文化継承とコミュニティ存続に関する普及型実践研究～方法論としての映像制作

• 研究課題/領域番号: 24K21439
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分8:社会学およびその関連分野
• 研究機関: 福岡大学
• 研究代表者: 辰己 佳寿子 福岡大学, 経済学部, 教授 (80379924)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円); 2026年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 伝統文化継承 / コミュニティ存続 / 普及 / 映像制作 / ネパール

研究開始時の研究の概要

日本の地方には、過疎化、少子高齢化、農林業離れ、自然災害、地域医療や教育サービスの低下等の複合的課題が存在する。根幹には伝統文化を育んできたコミュニティの脆弱化があり崩壊すれば諸課題の負の連鎖が加速する。これらの現象はアジアにおいても顕在化し同時代的なグローバルイシューとなっている。
本研究は衰退する地方の伝統文化とコミュニティを存続させるために「映像制作」をアジアの普及型実践研究の手法として確立する素地をつくる。映像を「みる／みせる」だけでなく「共につくる」という手法を用いた共育プロセスを通して伝統文化とコミュニティの重要性を普及し地方の誇りを取り戻し継承する実践研究を行う。