研究課題
挑戦的研究(萌芽)
従来の研究倫理教育は研究者として「やってはいけないこと」を教える「予防倫理」的なものであった。しかし、本研究は、研究者として「何を為すべきか」を考え、行動できるようにすることを目的とする「志向倫理」を基軸とする教育プログラムの開発を目指す。具体的には、研究倫理の概念を「志向倫理」として捉え、研究者の価値観や使命感を重視した教育プログラムを開発する。社会のwell-beingに資する優れた研究をおこなった研究者へのインタビュー調査に基づき、よき研究者が持つ価値観などを明確にした上で、学習・教育目標を設定し、ケースメソッド型のアクティブラーニング教育プログラムを開発する。