研究課題/領域番号 |
24K21497
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分10:心理学およびその関連分野
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
松本 卓也 信州大学, 学術研究院理学系, 助教 (60827137)
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研究分担者 |
石本 健太 京都大学, 数理解析研究所, 准教授 (00741141)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2025年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2024年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 子育て / 進化 / ニホンザル / 祖父仮説 / 山岳研究 |
研究開始時の研究の概要 |
オスの子育ての進化要因を明らかにすることは、多様な個体が子育てに関わるヒト社会の子育て様式の進化的基盤を解明することに繋がり、ヒトの子育てを哺乳類内の比較という観点から相対化できる点で社会的貢献度の高い課題と言える。本研究は、地獄谷野猿公苑の野外ニホンザル集団を対象に、「加齢に伴いオスの精子の量・運動性は低下する」という仮説を精子の高解像度ビデオの流体力学的解析により検証する。さらに、個体識別法によってニホンザルの顔と名前を識別し、直接行動観察による知見を加えることで、「繁殖能力の低下がオスの子育て行動の生起頻度に正の影響を与える」という仮説(祖父仮説)を検証する。
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