材料中での水素局所構造観測を実現する"中性子XAFS法"への挑戦

• 研究課題/領域番号: 24K21524
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分13:物性物理学およびその関連分野
• 研究機関: 茨城大学
• 研究代表者: 大山 研司 茨城大学, 応用理工学野, 教授 (60241569)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
• キーワード: 中性子 / XAFS / 局所構造 / ドープ系材料 / ホログラフィー

研究開始時の研究の概要

現在、申請者グループのみがもつ技術である白色中性子ホログラフィーの技術を基盤とし、粉末試料に対しいわば中性子XAFS法を実現する挑戦である。ドープ系材料でのドーパンと役割とその環境の解明に直接的な実験手法となる上、工業的に重要な粉末試料での孤立した軽元素の挙動を解明できる手法となるため、その社会的インパクトは大きい。中性子科学の視点からも、現状の中性子散乱法において唯一の元素選択性をもつ技術となることから、学術的にも重要な意味をもつ挑戦となる。