研究課題/領域番号 |
24K21544
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
浅井 圭介 東北大学, 工学研究科, 教授 (60231859)
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研究分担者 |
越水 正典 静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (40374962)
藤本 裕 東北大学, 工学研究科, 准教授 (60639582)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2025年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2024年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 化学発光 / シンチレータ |
研究開始時の研究の概要 |
多くの大規模実験で液体シンチレータが用いられている。その溶媒として水を用いることができれば、引火などの危険とは無縁であり、なおかつ安価に大型検出器を構成可能である。しかし、水を溶媒とした場合、電離直後に分解し、電子励起状態が形成しないため、従来の液体シンチレータと同様の手法でシンチレーションを得ることは困難である。本研究では、水の放射線分解というシンチレーション実現上の困難を逆手に取る。水の電離直後に形成する化学種のうち、高い化学エネルギーを有するOHラジカルOHラジカルや、2つのOHラジカルが反応して形成される過酸化水素と、適切な添加分子との化学発光を利用したシンチレーションを実現する。
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