研究課題/領域番号 |
24K21564
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
奥村 大河 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (90867508)
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研究分担者 |
鈴木 道生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10647655)
高橋 嘉夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10304396)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | バイオミネラリゼーション / 石灰化 / 有機・無機相互作用 / STXM / EELS |
研究開始時の研究の概要 |
過去の地球大気には高濃度の二酸化炭素が存在していたが、生物による石灰化、すなわちバイオミネラリゼーションによって二酸化炭素濃度が大きく減少した。しかし、現在までに沈着した炭酸カルシウムの大部分が生物由来である理由は解明されていない。本研究では走査型透過X線顕微鏡(STXM)を用いて高空間分解能で有機分子の分析を行い、バイオミネラリゼーションの根幹にある有機・無機相互作用を評価する。炭酸カルシウム形成に関与する有機分子の特徴や分布を調べ、結晶中での役割を明らかにする。これによりバイオミネラリゼーションのメカニズム解明を進め、今後の炭素循環の変動予測に生かす。
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