研究課題
挑戦的研究(萌芽)
本研究では室温で動作し脳カテーテル等に搭載可能なリモート生体磁気情報計測用集積化センサシステムの開発と神経磁界や脳磁界の検出を目的とする。この磁界センサは数GHz帯の高周波キャリアで動作し、電磁界を媒体として体外とデータ送受信しやすいことから、センサ素子と共振回路をカテーテル内に実装して、体外からリモートで磁界情報を取り出す。このリモート磁界センサが実現できればこれまで困難であった脳外科手術時の神経活動、三叉神経痛等の簡易かつ低侵襲モニタに適用できる。