好気性脱窒微生物ダークマターを対象とした新たな培養戦略の構築

• 研究課題/領域番号: 24K21639
• 研究種目: 挑戦的研究(萌芽)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分22:土木工学およびその関連分野
• 研究機関: 国立研究開発法人国立環境研究所
• 研究代表者: 青木 仁孝 国立研究開発法人国立環境研究所, 地域環境保全領域, 研究員 (80775809)
• 研究期間 (年度): 2024-06-28 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円); 2026年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 微生物ダークマター / 好気性脱窒 / 培養

研究開始時の研究の概要

地球上に存在する原核生物の大部分はこれまでに人為的な培養が達成されておらず、今日では「微生物ダークマター」と呼ばれている。微生物ダークマターが有する生物機能を活用した環境浄化技術の開発やそれらの物質循環における役割を理解する上で、それらを純粋培養することは重要な課題の1つである。しかし、純粋培養には多大な時間と労力が必要であり、従来式の培養法のみで微生物ダークマターを純粋化することは容易ではない。そこで本研究では、環境中における窒素循環の理解や栄養塩除去技術の開発に資する好気性脱窒反応に関与する微生物ダークマターを対象とし、それらを効率的に培養するための培養戦略の構築とその有効性の検証を行う。