研究課題
挑戦的研究(萌芽)
世界有数の地震国である我が国はこれまで多くの大地震により甚大な被害を被ってきた。よって、今後も建築・土木構造物における振動制御技術のさらなる高度化が求められている。地震動を受ける構造物の振動制御手法である、アクティブやセミアクティブ制振はセンサーにより計測されたデータをフィードバックさせ、制御アルゴリズムに基づいて構造物を制御する。よって、これらの効果を向上させるためには適切な制御コントローラーが必要不可欠である。そこで、本研究では、従来の制御理論に基づいたものではなく、深層強化学習による制御コントローラーを構築し、建築構造物の振動制御分野にパラダイムシフトを起こすことを目指す。