研究課題/領域番号 |
24K21659
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分25:社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
中村 祐二 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50303657)
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研究期間 (年度) |
2024-06-28 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2025年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2024年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 火災 / 消火戦略 / 燃え拡がり |
研究開始時の研究の概要 |
森林火災はその規模が加速度的に進展するカタストロフィー的な非線形応答現象であり,これに対して「(空間・時間に対して)離散的な散水」により鎮火または延長遅延させる.しかしながら,現状の散水パターンに法則はなく,消防隊長の経験値にのみ頼っており学問とは程遠い.本研究では,散水を模擬した物理的な擾乱を付与することで弱体化する延焼過程の精緻な調査を通じて,鎮火に導く最適手順を科学的に解明し,実用的な消火戦略の提案を導く.これにより,これまで経験則でしかなかった森林火災の消火戦略に科学的な指針を与えることになり,「森林火災は正しく対処すれば制御可能となる」という,防災観点上,大きな意識変革をもたらす.
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